「配線ダクト」と言われて何のことかわかりますか。
名前は聞いたことがある一方何のことかわかるという方は少ないのではないでしょうか。「配線ダクト」は、照明器具を取り付ける装置の1つのです。具体的な作りとしては通電できるレール状のものを天井に設ける役割を担うため、スポットライトなどの照明を取り付ける際に使用されます。
なお、別名としては「トラックライト」あるいは「ライティングレール」と呼ばれることもありますが、一般的には「配線ダクト」が最も使われることが多い傾向にあります。みなさんもその名前が一番馴染みがあるのではないでしょうか。そんな配線ダクトを使用すると照明器具の脱着や移動が簡単なため、雰囲気を重要視するギャラリーやカフェなどの照明に多く用いられています。そう言われてみるとみなさんも一度はその姿を目にしたことがあることでしょう。ただ、一言で「配線ダクト」と言ってもいくつかのタイプに分類することができます。
最もわかりやすいところでは埋め込み式か否かというのがあげられます。埋め込みタイプの方が天井がすっきり見えるのが特徴です。また、色味についてもさまざまなものから選ぶことができるためインテリアの一部として好きなデザインのものを選ぶことができる点もその魅力と言えるでしょう。すてきな雰囲気のギャラリーやカフェの照明を見られる際にはどんなタイプのものが使われているかに着目すると新しい気づきがあるかもしれません。