lanケーブルには実にさまざまな種類があるため、購入する際にどれがいいのか悩んでしまうという人も多いでしょう。
もちろん長さや値段も重要になりますが、それ以外にも用途に応じたチェックポイントがあるため、事前にそのことをよく知っておく必要があります。まず挙げられる、用途に応じた選び方のポイントは、対応している通信速度によって選ぶということです。lanケーブルには数字によって示されるカテゴリがあり、そのカテゴリによって対応している通信速度が変わってきます。
現在標準的とされるのはカテゴリ5eと6であり、光回線の最大速度としてよく見られる1Gbpsに対応しています。しかしカテゴリ5eよりも下のクラスになるカテゴリ5は、1Gbpsの10分の1である100Mbpsまでしか対応しておらず、1Gbpsの回線を使っている場合であればスペック不足になってしまうため注意しましょう。次に挙げられる用途に応じた選び方のポイントは、形状によって選ぶということです。
基本的な形状のものはUTPケーブルと呼ばれますが、ノイズに強いものとしては、シールドで保護されているSTPケーブルや2重シールドケーブルがあるため、より安定した通信が必要な場合に選ぶとよいでしょう。そして一般的なlanケーブルは丸型ですが、平たい形状をしているフラットケーブルは踏みつけにつよく薄い形をしているため、カーペットの下や隙間に通す場合に便利だと言えます。