無線lanを専ら使用しケーブルは使わないという人も増えていますが、周囲の環境によっては無線では安定しないこともあり、安定性の点でlanケーブルが優れています。
また機器の設定などにも便利であることからlanケーブルはまだまだ必要なアイテムです。しかし実際に購入しようとすると色々種類があって、自分の使用しているパソコンなどや使用環境に適したものを選ぶ必要があります。lanケーブルの規格の最も重要と言えるものが最大周波数です。カテゴリー5、カテゴリー6のような規格があって、それぞれの最大周波数が決まっています。
この最大周波数が上がるほど高速な伝送が可能になります。カテゴリー5は最大周波数が100MHzで伝送は最大100Mbpsですがカテゴリー6になると最大周波数250MHzで伝送は最大1Gbpsです。最近では光回線は1Gbps以上のものが多く家庭用パソコンの主流も1Gbpsなので、まずは1Gbps以上の伝送速度があれば良いとするのが一般的と言えます。
lanケーブルの最大周波数で言えば250MHz以上が必要ということになります。パソコンやハブを最新式のものにしていても、ケーブルのスペックが低ければ最新式のメリットは発揮できません。しかし最大周波数はいつでも高ければ良いわけではなく、古い周辺機器に最大周波数が250MHz以上のlanケーブルを使用すると不具合を起こす場合もあり、それぞれのスペックに合うマッチングを考えることが必要です。