lanケーブルといっても、日本には本当にたくさんの種類があり、選ぶだけでも一苦労です。
形状、通信速度、カテゴリや長さといった規格類をはじめ、100円ショップで買えるようなものから専門店で買うような高価なもの、販売しているメーカーも多種多様です。lanケーブルは1990年台にインターネットの普及と共に世の中に知られるようになり、その後必需品になりました。
普及当初は、バス型というlanのネットワークに複数のコンピュータを接続した環境が主で、同時に1台のコンピュータしか通信ができないという制限があり、ツイストペアケーブルの形状のものではなく、同軸ケーブルを使用した10base-2や10base-5というlanケーブルが使われていて、一般家庭より一足早く会社のlan環境構築用として普及が始まりましたが、その後、制限を無くしたスター型のネットワークに対応した技術的に勝る10base-Tというツイストペアケーブルが徐々に増えていき、ビジネス用途をこえ一般家庭にも急激に普及が進み、現在に至っています。10base-Tという規格名の先頭は通信速度を表していて、当初は10Mbpsのものが使われていましたが、現在は100M~10Gbpsが普及しています。
また、カテゴリは通信速度・周波数に応じて決められていて、数字が大きいほど通信速度が速いことを表していて、例えば、1Gbpsで伝送帯域が250MHzであればcat6(カテゴリ6)となります。最近では手軽にlanケーブルを購入できるようになりました。低価格で高品質なバッファロー製は非常に人気があり、長さ等種類も豊富なため、ニーズにあったものを選ばれると良いでしょう。バッファローはpoe対応のlanケーブルも販売しています。バッファロー製に限定する必要がなければ、メーカー名を気にせず、選択可能です。