lanケーブルのBASEとは、通信速度を表す規格です。
例えば1000BASEのlanケーブルであれば1000Mbpsの最大通信速度を持ちますし、100BASEのlanケーブルであれば100Mbpsの最大通信速度を持つといったように、数字をそのままMbpsに置き換えて考えてもらって構いません。要するに数字の大きいほうがそれだけ通信速度は早く、数字が10倍だと通信速度も10倍になっているということです。しかし、よほどコンピューターに詳しい人でもない限り、そもそもMbpsと言われても何のことだか検討もつかないという人が多いかもしれません。
これは、1秒間にどれだけの情報量を転送できるかを表す数字で、1Mbpsであれば1秒間に1メガビット、つまり100万ビットの情報量を転送できるということを意味します。ですが、このように説明しても余計に分かりにくいと思われる人もいるでしょうから、より実際的な選択肢を紹介しましょう。最近の通信機器の規格などを総合的に勘案すると、1000BASEのケーブルを購入することがお勧めです。
これは1000Mbpsだということは最初に説明しましたが、1000Mbpsは1Gbpsと同じであり、これは最近の光通信の最大速度にも十分に対応しています。つまり、光通信を導入しているのなら、1Gbpsに対応したlanケーブルを購入すれば十分に性能を発揮できるということですし、これ未満では十分に性能が発揮できません。