lanケーブルはイーサネットで使用される配線用のケーブルのことです。

イーサネットはLAN規格の一種ですが、LANがローカルエリアネットワークと呼ばれるように一定のグループ内で使用することを前提としたものです。電話で言えば、会社内に設置する内線のようなもので、これによって複数のパソコンを接続することが可能です。

lanケーブルは電話線と同じようなコネクタを使って接続しますが、導線の本数が8本と通常の電話線よりも多くなっており、また高速大容量のデータを送信するために導線に使われるものも異っています。一方で、lanケーブルは登場して四半世紀以上が経過しており、その中でさまざまな種類が登場しています。

初期のものは10Mbpsの送信量で10BASE-Tが使われていましたが、最新のものでは1Gbpsの1000BASE-Tがあります。一般的に使用されているのは100Mbpsの100BASE-TXです。これらは相互互換があるため10BASE-Tであっても1000BASE-Tで使用することが可能ですが送受信量低い方になります。

一方でケーブルだけは1Gbpsに対応したものが売られていますが、同じ1Gbpsの通信速度があっても伝送帯域にも違いがあります。これはケーブルの規格としてカテゴリとして表現されます。もっとも低いCAT5eでは100MHzの伝送帯域ですが、CAT7に至っては600MHzを使用しています。この伝送帯域のMHzが高いことで安定したデータの送受信を行うことが可能になります。

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